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5月を代表する魚と言えば、初鰹!そもそも鰹と言う魚は、南支那海で繁殖しまして、フィリッピン沖から黒潮にのって北上致しまして、この群れが四国沖を通って紀州あたりに着くのが3月半ば、このあたりで捕れたのが初鰹で大きさにして2−3kのもので有り、この群れが房州を経て仙台沖は金華山あたりで親潮とぶつかり、鰹の群れはここでストップしこのあたりでタップリとエサを食べ、体力を付け、九月頃水温が低下すると南下を始める訳で、この鰹を戻り鰹と呼びまして小さな物でも4kは有り、大きな物では8k位になって居りまして、9月−10月にかけて房州沖、伊豆沖で取れる鰹は脂が乗って身がしまっている最高の鰹になっているのです。勿論これは刺身で食すのに最高と言っているのであって、鰹節としては脂の乗る前の鰹が良い訳です。
よく「目に青葉山ほととぎす初鰹」と申しますが、それは昔の話しでありまして、今の様に大型船で四国あたりまで鰹を捕りに行く事はなく、5月初旬−6月頃に北上する鰹を房州沖、伊豆沖で捕っていたのが初鰹の旬とされ江戸子が粋がって「女房を質に入れても...」と言われるくらい旨かったとされて居ります.でもまだこの頃の鰹は、脂の乗りは薄く淡白なので薬味として溶きカラシを付けて食べていたようです。今の様に卸生姜とかニンニクとかは、かなり最近になってのようです。
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